文芸同人誌龍第10号電子版(PDF版及びEPUB版)の作成記録
先日、1ヶ月程度かけて、文芸同人誌「龍」第10号を作り、2023年02月25日無事に納品しました。
(雑な写真は龍第10号、紙の本のうちの一冊)
紙の本の在庫は、秋田さくら子さんの元にまだ10冊は残っているらしいのですが、紙の本以外にもまだ見ぬ読者へリーチすべく、電子版の頒布を主宰の北見康子先生に打診しました。
すると「やってみなさい」との答えが。自分のスキルを試す意味でも電子版を作ってみたくなりました。
ちなみに、紙の本の通信販売のフォームもあります。決済方法はアマギフか定額小為替になります。ご了承ください。
2023年3月11日時点で頒布サイトの選定ができてません
表題の通りなのですが、BOOK☆WALKERにするか、Boothにするか、はたまたKindleにするか、まだ決めてません。
文芸同人サークル外郎会できました。配布サイトも複数あって、迷いました。
参考:セルフ出版 | Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング
しかし、先んじて電子書籍ファイルであるPDFファイルとEPUBファイルの2種類を作りました。以下にその記録を書いて行きます。
文芸同人誌龍第10号PDF版の作成
印刷所にPDFファイルを納品したので、手元にはPDFファイルが残っておりました。問題があるとすれば、
- 表1-4と背表紙が見開きのデータになってる
- 上記表紙データと本文データが別々になってる
の2点です。が、PDF結合ツールであるPDFuniteで割と簡単に結合できました。
作業ディレクトリに移動して、
pdfunite 作業ファイル01.pdf 作業ファイル02.pdf 作業ファイル03.pdf 出力ファイル.pdf
でおkです。超らくちん。見た目はこんな感じになりました。
PDF版と書籍版で、ノンブルが違ってるかもですが(表紙が入った分ズレた)気にしないでください。作業時間はなんだかんだ1時間弱でしょうか。
文芸同人誌龍第10号EPUB版の作成
結構ハマりました。ほとんどこのサイトの情報に頼りっぱなしでした、若干古いので、アプリの見た目も変わってますし、試行錯誤しながら作りました。ざっくり4時間くらいでしょうか。
本文行頭の1字下げは、1emのインデントを使いましたけど、うーむ。自分の環境ではついぞ字下げを確認できてないんですよ、ええ。
一方で、なんとかReasilyを使って縦書き日本語を確認できました。
いやちょっと嬉しいものですね。PCで作成したEPUBファイルを、Googleドライブ経由でスマホに転送し、Reasilyで閲覧してはやり直しという作業でした。辛かった。でも、PDFだとレイアウト固定なので、端末に依存しないEPUBも作っておきたいのが心情なんですよねえ。
はじめにお読みください.txtも書いた
至らぬ点もあるとは思いますが、私は頑張りました!
はじめにお読みください.txt ちなみにWordPressってテキストファイルの公開って可能なのかしら?
上図のようなフォルダ構成になってます。これをzipにするか、そのままのフォルダ構成にしてダウンロード販売にする予定です。頒布は500円を予定してます(システム利用料込み)。この金額設定は紙の本と同じになってます。
主に想定している読者は、紙の本がハケた後の知人友人という、サークル参加者の親しい人達で、つまりは60才以上のらくらくスマートフォン等を使っている人、になります。お年寄りですね、ええ。
なので、この後配信サイトが決まりましたら、QRコード付きのチラシ(フライヤー)を作成しないとダメだろうな等と思ったりしてます。自分に作れるかなあと疑問なのですが。
気づいたら、夕食も忘れ、夜の薬も花粉の薬も飲み忘れたまま夜中になろうとしてます。なんてこったい。
追記:Perfect ViewerとGoogle Play ブックスでさらに見え方の確認を行いました。PC環境のビューワだと、スクロールがうまいこと解決できないので。
↑パーフェクトビューワーでの見え方
↑GooglePlayブックスでの見え方
さらに追記、文芸同人誌「龍」第10号電子版の頒布を開始しました
感無量。読まれるといいなあ。あ、こちらに収録されてる田上の文章はカクヨムで全文無料公開中です。サンプルとしてどうぞ。
文芸同人誌「龍」第10号電子版 – 同人文芸サークル外郎会 – BOOTH
以上です。