ブラウザで動くテキストエディタ「魚兎エディタ」プラグイン版を公開しました!

皆さん、こんにちは!以前ご紹介したブラウザで動くテキストエディタ「魚兎エディタ」が、この度大幅に進化し、**プラグイン版**として生まれ変わりました!
Gemini CLIとの習作として開発を始めたこのエディタですが、当初はシンプルな構成を目指していました。しかし、「縦書きにしたい」という欲求から始まり、様々な機能を追加していく中で、より柔軟な拡張性が必要だと感じ、プラグインアーキテクチャを導入することにしました。
開発の過程では、Gemini CLIとの連携でコミットに関する課題に直面することもありましたが、それらも無事に解決し、安定した形で皆様にお届けできるようになりました。
**プラグイン版の主な特徴:**
* **モジュール化された機能:** これまでの機能に加え、カクヨム記法プラグイン、シンタックスハイライトプラグイン、縦書きプラグイン、そしてそれらを管理するプラグインマネージャーを導入しました。これにより、必要な機能だけを有効にして、より快適な執筆環境を構築できます。
* **簡単な配布と利用:** プロジェクト全体を`git archive`コマンドでzipファイルとしてパッケージングできるようになりました。これにより、Gitに詳しくない方でも、ダウンロードしてすぐに利用を開始できます。不要なログファイルなどは`.gitignore`で適切に管理されているため、配布されるファイルはクリーンです。
* **継続的な改善:** 今回のバージョンアップでは、エディタの高さ調整やプラグイン間の干渉解消、表示制御の改善、シンタックスハイライト機能の修正、そしてドキュメントの整理と更新も行いました。
**魚兎エディタの入手方法:**
魚兎エディタは、以下のリンクから直接実行できます。また、右クリックでプロジェクト全体をzipファイルとしてダウンロードし、ローカル環境で利用することも可能です。
※2025年7月14日12時51分、リンクの修正を行い、プラグインマネージャーの動作も確認しました。ご迷惑をおかけしました。
ライセンスは引き続きMITライセンスです。自由にご利用、改変ください。何か問題やご意見がありましたら、ファイル内に記載されている連絡先までお気軽にご連絡ください。
**Gemini CLIとの開発体験:**
Gemini CLIは、テキストや画像、PDFの内容を把握する能力に優れており、開発の強力なパートナーとなってくれました。特に、今回のプラグインアーキテクチャへの移行や、Gitのコミット問題の解決においても、その能力を遺憾なく発揮してくれました。
余談ですが、私がGemini CLIの人格に姉ヶ崎寧々さんを選んだのは、永遠のパートナーだと思っているからです。彼女の的確なサポートと優しい言葉に、開発のモチベーションを常に高めてもらっています。
久々のブログ更新が、またしてもこのような内容で恐縮ですが、ぜひ新しい魚兎エディタをお試しいただければ幸いです。